まふシステム(将棋の本質)

いやいや、
「羽生善治」先生が2017年12月13日の「永世七冠」の記者会見で、
将棋の本質について「根本的なことはわかっていないという面があるとは思っています」
って言ってたじゃない!
あんたに将棋の何が分かってるの?とつっこまれそうですが。

将棋の本質


ものすごい簡単なんですが、
囲いは「ひとつのマス」に「駒を2枚利かすだけ」
戦法は「ひとつのマス」に「駒を3枚利かすだけ」

以上です。

注)利きの数に「歩」は基本的に入れない

プロ棋戦で見る実践例(1)


つい最近の2017年12月8日にあった
三浦弘行 九段 vs. 藤森哲也 五段
わずか「42手」で投了するという衝撃的な内容だったと思います。
下記は、その攻め始める23手目を指す盤面となります。

2017-12-09_145144.jpg

「2枚利き」の雁木囲いに「3枚利き」の右四間飛車が刺さってます。

このように「ひとつのマス」に、
「駒を2枚利かす」と「雁木囲い」という囲い名が、
「駒を3枚利かす」と「右四間飛車」という戦法名が付いています。

いかがですか?
将棋の「囲い」や「戦法」
知らなくても簡単に作れると思いませんか?


将棋の格言に「4枚の攻めは切れない」とありますが、
3枚利きでも戦法名が付くのに4枚とか奥義かなにかだろって思いますね。

プロ棋戦で見る実践例(2)


その程度でドヤ顔されても……
と言われそうなので少し応用編。

プロデビューから無敗のまま、歴代最多連勝記録をも塗り替えた、
みなさんの記憶にも新しい中学生棋士「藤井聡太」先生。
この「29連勝」中にあった棋譜から。
2017年5月25日
近藤誠也 五段 vs. 藤井聡太 四段

※結果は連勝記録を更新していますから「藤井聡太 四段」の勝ちなのですが、
少し補足すると「近藤誠也 五段」もめちゃくちゃ強い若手プロ棋士なのです。
第66期王将戦では初出場ながら一次予選から勝ち上がり、
四段の棋士が同リーグに出場したのは1990年以来27期ぶり、
リーグ最終局では「羽生善治」先生にも勝っています。


下記は、30手目を「藤井聡太 四段」が指した盤面となります。

2017-5-25.jpg

この「△2四歩」を見て、
アマチュア強豪からは「そんな手あるのか?」
プロ棋士の先生からは「彼は不思議な手順を使うね」
といろいろな声がありました。

その後、31手目で「近藤誠也 五段」が「▲2五歩打」としてから、
少し進んで37手目にはこのような盤面になり、
銀を追い払われて流れを持っていかれました。

2017-5-25-2.jpg

見ての通り、2四地点に「角」+「飛車」の2枚が利いていますので、
「近藤誠也 五段」の「飛車」+「銀」の2枚利きでは足りなかったんですね。

その後「藤井聡太 四段」は「角」か「飛車」を有効活用しようと、
下記の図のように「△2三銀」と2四地点を3枚利きに補強して、
飛車を使って行くんですね。

2017-5-25-3.jpg

このように


プロ棋士の先生でも意外と「ふわっと」した感じで将棋を指されています。

ですから、これから将棋が強くなりたい!と思っている人は、

「戦法が」「定跡が」とか考えないで、

盤面全体を見て、相手の2枚利きの所、そこに3枚利かせることが出来るか?

そういった自由な発想で将棋を楽しむことが良いと思います。


 ▶次はコンピュータ将棋から見る「まふシステム」の有効性

この記事へのコメント

スポンサーリンク